研究室分け(B3向け)
岡田研究室 研究室に関する情報提供
「組織デザインとマネジメント」に関する研究分野を中心にテーマ設定する予定です。企業が抱える様々な問題を、フィールド調査・ヒアリング・実地データの収集を通じ、統計・OR・数理科学・AIなどによって分析し、モデル・プランの提案を図り、現場支援のシステムの開発などによって解決するという流れで進めています。ただし、このテーマ名や参照動画だけでイメージすること無く、相談会に来てくれることを強く希望します。人間工学に興味あるないに関わらず、“人”や“組織”に関わる諸問題に興味ある人は一度話しに来てください。講義内容など限られた情報で先入観をもつことなく、情報を収集して考えてくれること期待します。
在籍学生からの研究室紹介
【岡田研究室の活動について】
岡田研究室は、鉄道、医療、重工業、ITといった多岐にわたる業種の企業と連携し、それぞれが抱える固有の課題解決に向けた活動支援や共同研究を展開しています。
具体的には、
- 現場が抱える漠然とした問題意識や実現したい目標をヒアリングし、その意図を汲み取り、データの分析方法や見せ方を検討する
- 研究内容を現場の方々にわかりやすく説明し、それが現場にどのように貢献できるかを提示する
- 企業の安全マネジメント活動を支援する
といった活動を行っています。
一学生の立場ではアクセスし得ない企業の「内側」に深く踏み込むことで、企業の内実や生きた現場の課題に触れる貴重な経験を積むことができます。多様な企業と継続的かつ密接に関わる中で、相手の真のニーズや課題と向き合う機会が数多くあります。
本研究室での活動は実社会、とりわけ現場に根差しているため、知識や理論がどのように使えるのか、どこまで通用するのかを学ぶことができます。また、自分の考えや理解を問われる機会が多く、得た知見や考えを自分の言葉や文脈で使えるレベルまで深めていく力が磨かれていきます。
みなさんが持つ研究室のイメージは、「新たな知見を生み出し、発信する“アカデミックな場”」かもしれません。しかし、新たなアイデアや仕組みを提案・開発しても、それが社会に実装されるまでに大きな壁があるのが現実です。
岡田研究室では、企業支援活動を研究活動と並行して行うことで、社会実装を強く意識した活動ができます。その過程で、得られたものを実社会でどのように活かすかという視点を養うことができます。技術と実装の双方に通じた人材は、社会の中で極めて高い需要があります。
【岡田研究室に向いている人物像】
- 何事にも主体的かつ積極的に関与する姿勢を持つ、向上心のある人
- 一人で思考を完結させるよりも、各自の意見をぶつけ合うことで思考を深め、新たな知を得ることに関心がある人
- 自分自身を変えたいと強く思っている人/自分が変わることを恐れない人
- 実社会に興味がある人
- 悩んで考えるプロセスに価値を感じられる人/周囲との信頼関係を大切にし、責任ある行動ができる人
【岡田研究室についての留意事項】
- 学生の大学院進学を前提としています。
- 配属希望は、友人・知人からの影響のみに基づくものではなく、皆さんの自律的な意思決定によってなされることを強く求めます。
- 一般的な人間工学研究で想定されるような実験は行っていません。実際の活動は、人間工学の講義や「ヒューマンファクター」という単語から想像されるものとは全く異なります。
【岡田研究室へのさらなる理解のために】
本ウェブサイトや管理工学科のページで紹介されている情報は、研究室活動のごく一部に過ぎません。岡田研究室での具体的な活動内容や岡田先生についてより深く知りたい人や研究室の見学を希望する人は勿論のこと、自身の進路選択やキャリアパスについて相談したい人なども歓迎しています。
okadalablab@gmail.com へお気軽に連絡してください。
また、活動のほんの一部ではありますが、Instagramでも紹介していきますので覗いてみてください。